株式会社大授総合研究所
取扱業務

リスクが潜在しているケース(例)

社会環境が大きく変化している中で、障害者就労継続支援事業所が抱える課題も複雑化しています。
潜在しているリスクにどう対処するかで、企業・行政・消費者の真の支援が問われます。

支援内容 問題点 リスク
動物病院が事業所で製造しているドッグフードを販売 ・事業者は、製造の届出、成分の検査、帳簿を記載していない ドッグフード安全法違反
企業が株主優待に事業所が製造している焼き菓子を選定 ・食品ラベルに、アレルゲンの表示が欠落している
・使用されている原材料の表示が欠落している
食品表示法違反⇒
アレルゲン漏れは
自主回収、報告義務の対象
行政がふるさと納税に事業所が製造しているピクルスを選定 ・漬物製造業の営業許可を 取得していない
・HACCPに沿った衛生管理を実施していない
食品衛生法違反
企業が管理する売店で事業所が製造している化粧石けんを販売 ・化粧石けんは、化粧品製造販売業、化粧品製造業の許可、化粧品製造販売届出が必要であるが、無許可無届出だった 医薬品医療機器等法違反
行政が管理する売店で事業所が製造している藍染めのTシャツを販売 ・Tシャツには、染める前の 洗濯絵表示が取り付けられている(表示は藍色に染まっている) 家庭用品品質表示法違反⇒洗濯絵表示の変更が必要
消費者が事業所が経営するパン屋に、アンパンマンのキャラクターのパンを発注、事業者がパンを製造し販売 ・アンパンマンには、著作権があるため、消費者は著作権者の許可を得ずに、パンを発注することはできない
・事業者も著作権者の許可を得ずに、パンの受注・製造はできない
著作権法違反⇒複製権違反

無関心でいることは、障がい者の経済的自立の妨げにつながります。
支援は、しっかりと向きあうことからスタートします。

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